REDSフットボール

浦和レッズの試合感想

浦和レッズ VS 大分トリニータ戦

2020/10/31 14:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第25節

大分トリニータ VS 浦和レッズ  

0 - 0

得点者:

観客数:7397人

スタメン:西川、橋岡、岩波、槙野、山中、マルティノス、長澤、エヴェルトン、

     汰木、武藤、興梠

サブ  :鈴木(彩)、宇賀神、トーマス、関根、青木、杉本、レオナルド

 

負けなくてよかった…

ようやく光が見えてきたレッズと最近勝ち星がない大分の一戦はスコアレスドローでした。レッズとしては大分のサッカーに対してあまり良い対策が出来ていませんでした。大分は中12日間ということもありしっかりレッズに対して対策を練ってこの試合に臨んできたのが分かるゲーム内容でした。あとは決定機を決めていれば大分にとっては納得のいくゲームだったと思います。

レッズとしては全体的に良くなかったなという印象です。ボールを奪ってもすぐ失ってしまうため、自分たちの時間が作れませんでした。特にサイドの汰木選手は大分の岩田選手に上手く押さえられてしまいました。今のレッズの場合サイドハーフの出来で攻撃の質もそれに比例してしまいます。見事に大分のプレスにはまってしまっていたと思います。守備に関しても大分は広くピッチを使い、ロングボールで一気にチャンスまで作り上げました。これはホームでの戦いでも同じようにやられてしまっています。大分は3-6-1のシステムなのでサイドは張ることが多いですがレッズは4枚で守っているのでどうしても逆サイドが空いてしまいます。そこをしっかり大分は狙ってきました。精度が高ければ確実に得点まで結び付けられていました。

交代カードについては1つ疑問がありました。汰木選手に替わり関根選手が入りました。そこに関してはサイドハーフが今日は仕事が出来ていなかったのでわかりますがそれであるならマルティノス選手も交代するべきでした。勿論交代カードにサイドができる選手が宇賀神選手しか他にいないので厳しかった部分はあると思いますが明らかにガス欠状態だったので体力面で考えるならマルティノス選手に替えて関根選手の方が良かったのかなと自分では思いました。

ただ、あまり試合内容的に良くなかったですが鬼門で勝ち点を手にできたのはポジティブに捉えたいです。

次は中2日で厳しい日程ですが勝ってほしいです。

浦和レッズ VS セレッソ大阪戦

2020/10/24 17:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第24節

浦和レッズ  VS セレッソ大阪

3 - 1

得点者:28分豊川、34分興梠、44分山中、71分マルティノス

観客数:12863人

スタメン:西川、橋岡、岩波、槙野、山中、マルティノス、長澤、エヴェルトン、

     汰木、武藤、興梠

サブ  :福島、トーマス、岩武、伊藤、青木、杉本、レオナルド

 

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ホーム連勝!

2位のセレッソ大阪に迎えた一戦。先制を許しながらも逆転勝利。ホントに大きな1勝ではないかと思います。ようやくファンサポーターに納得いく勝利をもたらしてくれました。目指すものが形になった試合でした。しっかりとプレスに行ってカバーリングもしっかりできていました。特にボランチエヴェルトン選手と長澤選手は90分間インテンシティの高いプレーを見せてくれました。あれこそファンサポーターが求めていたものだと感じました。

前半はレッズもまずまずの立ち上がりでしたが一瞬の隙に豊川選手が岩波選手を振り切り、シュートを決められてしまいました。あのシーンに至ってはやはりポジショニングと集中力の欠如が問題だったかもしれません。セレッソの豊川選手と奥埜選手にはセンターバックの2人はだいぶ手を焼いたのではないかと思います。背は高くないですがアジリティなどで巧みにボールをキープされていました。あのようなタイプの選手には今後しっかりと対策しなければなりません。かなりボールをキープされ良い攻撃に繋がれてしまった点は今日の試合の反省点でしょう。ただ、前半で逆転まで持って行けたのは大きかったです。今シーズンのレッズではまさかと思った方が多かったのではないでしょうか。2点ともしっかり押し込んだうえでのPKとミドルシュートだったのでレッズの良い攻撃の形が作れての結果でした。

後半に入りセレッソがブルーノメンデス選手を投入してから流れがセレッソに傾きましたがそこをレッズはしっかり全員で守り切ることが出来たのが今日の勝因でした。あの時間でやられていればかなり嫌な展開になったかもしれません。ただ、レッズも流れを変えたのは交代選手のレオナルド選手でした。入っていきなり得点に絡むシュートを放ちました。やはり彼のシュートまでのアイデアは一級品だと感じました。より活かせるようにチームとしてやっていってほしいです。全体的には素晴らしいパフォーマンスを見せたのではないでしょうか。

このようなゲームが出来れば次も期待感が持てます。当然、油断は禁物ですがようやく逆襲の浦和が始まりそうです。

 

浦和レッズ VS ベガルタ仙台戦

2020/10/18 16:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第23節

浦和レッズ  VS ベガルタ仙台

6 - 0

得点者:8分長澤、36分マルティノス、39分興梠、51分興梠、67分レオナルド、

    86分レオナルド

観客数:9831人

スタメン:西川、橋岡、岩波、槙野、宇賀神、マルティノス、長澤、エヴェルトン、

     汰木、武藤、興梠

サブ  :福島、山中、柏木、柴戸、関根、杉本、レオナルド

 

大量得点!!!

17位につけるベガルタ仙台戦。こんな点差になるゲームになるとは思いませんでした。ホームでここまで3得点以上取った試合がないレッズにとって6つのゴールが生まれるとはほとんど予想もつかなかったです。シュート数では17本と前節同様にゴール前まで行ける機会が増えました。ただ、完勝と言えるかは微妙だと思います。今シーズン一番の出来であるとは思いますがベガルタにも多くのチャンスがありました。シュート数で言えばレッズと一緒です。差がついた一番の要因はゴール前での精度だったかなと思います。その為、スコアを見たら圧倒的と考えられますが、他のスタッツを見れば6-0のゲームとは想像しがたいです。それでもレッズの目指す形が作れていたように感じた試合でした。

前半の早い時間に先制できたことはこの試合において重要でした。今季のレッズからしても先制点を取るかどうかで試合の展開がある程度想像できます。先制すれば順位表では中位にいるとはいえ結果としては立派です。これでリズムがと思いきや、ベガルタも後ろからビルドアップしてチャンスを作っていました。レッズの悪い癖として先制すると全体的に引いてしまい相手にスペースを与え、押し込まれてしまう展開が多いです。しかし今日の試合では相手に攻め込まれたりするシーンもありましたが引き切ることなくプレスをかけることが出来ていました。その結果として2点目のフリーキックのチャンスを得ることが出来ました。その後もう1点を加え、汰木選手の決定機はありましたが決めるところでしっかり決めれたと思います。

後半も立ち上がりはベガルタが攻勢を強めましたが我慢して守り、流れがレッズに来たところでゴールを決めることが出来、それが今日の結果に繋がったと思います。ベガルタが負けていることもあり、前からプレスに来たので空いたスペースをレッズは有効に使えました。欲を言えばレオナルド選手がハットトリックしてほしかったですが...

それでも久しぶりにゴールを取れたことは本人にとっても、チームにとっても大きいです。これから興梠選手と共にゴールを量産してほしいです。

次節は手ごわいセレッソ大阪が相手ですがここで勝てると波に乗っていけると思うので勝ちたいところです。

浦和レッズ VS 柏レイソル戦

2020/10/14 19:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第22節

柏レイソル VS 浦和レッズ 

1 - 1

得点者:41分江坂、59興梠

観客数:2634人

スタメン:西川、橋岡、岩波、槙野、宇賀神、マルティノス、長澤、エヴェルトン、

     汰木、武藤、興梠

サブ  :鈴木(彩)、山中、鈴木(大)、柏木、柴戸、杉本、レオナルド

 

久しぶりに良い内容

勝ち切りたかった試合でした。シュート数21本は今季最多?打ちました。相手よりシュートを打つ試合自体久しいような気がします。ただあれだけ決定機があったのに決めきれず、前半終了5分前にカウンターから江坂選手に決められてしまいました。前半に関して言えばピンチは失点のシーンくらいでしょうか。非常に勿体なかったです。今日のスタメンの2トップは武藤選手と興梠選手なので流動性があり、攻撃が単調にならなかったのが良かったと思います。連携は十分なので決めるところ決めてくれればという感じでした。

後半も立ち上がりは少し柏ペースになりかけてましたが我慢強く守れて、59分にコーナーのこぼれを興梠選手が詰めて同点! 判定に関しては意見が割れそうですがそこはさておき追いつけたことは非常に大きかったです。今季のレッズのパターンだと決定機を外しているうちにカウンターなどで失点を積み重ね敗戦というパターンが多いことから早い時間に追いつけたことは良かったです。その後もチャンスは作れましたが決められず同点に終わりましたが非常にポジティブな内容になったのかなと思います。

改善点としてはやはりビルドアップかなと思います。中盤の長澤選手、エヴェルトン選手のところで詰まるシーンが多いので判断であったり、パスの長短の使い分けはチームとして取り組む必要がありそうです。ただ、今までの試合に比べてサイドの展開などは多かったと思います。そうすることでサイドの選手にスペースが出来てドリブルするスペースを作れている場面があったのでそこは狙って今後も続けてほしいです。

ディフェンスに関しては比較的に守れていたかなと思います。相手にはオルンガ選手がいたので相当苦労したと思いますが粘り強く守れていました。この粘り強さを今後も続けていってほしいです。

次節はホームでベガルタ仙台戦です。そろそろホームで勝ちましょう!

浦和レッズ VS サガン鳥栖戦

2020/10/10 18:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第21節

サガン鳥栖 VS 浦和レッズ 

0 - 1

得点者:93分汰木

観客数:8574人

スタメン:西川、橋岡、岩波、槙野、宇賀神、関根、柏木、エヴェルトン、

     マルティノス、武藤、興梠

サブ  :鈴木(彩)、山中、鈴木(大)、長澤、汰木、杉本、レオナルド

 

ようやくゴールが生まれた!

リーグ戦3連敗かつホームで3連敗という厳しい状況の中でサガン鳥栖戦。前回対戦ではなんとか追いついた展開で終わったので今回も展開としてはサガン鳥栖がボールを保持するという形でくるだろうと思っていましたがやはりその通りの展開になったかなと思います。立ち上がりはアグレッシブに前からプレスを掛けましたがそこまで嵌まってはいなかった気がします。相手のミスでボールをカットするので基本的にボールを奪う位置が自軍のところのなのでシュートまでたどり着くのに大変な状態でした。

前半に関根選手のバーに当たった惜しいシュートがありましたがチャンスは両チーム通じてそれくらいしかなかったです。やはりビルドアップのところでは柏木選手がいないと厳しいのかなと思います。どうしても攻撃の部分は選手の個に任せている部分が多いので上手くいかない場面が多いのだと思います。

後半はサガン鳥栖のペースで試合が進んだと思います。実際PKのシーンで決められてしまっていたら、負けていた可能性は高かったです。そこで西川選手のスーパーセーブがあったからこそ勝てたかなと思います。

アディショナルタイムにクリアから杉本選手がタメを作り、マルティノス選手へパスから抜け出して最後は汰木選手が決めましたがあの一連の流れは良かったと思います。選手それぞれの良い部分が出た中での得点でした。ゴール後の喜び方を見ても感情が伝わってきました。勝てたことは良かったです。

しかし、まだまだ修正しなければいけないシーンは多いですし、やろうとしていることが見ている側からは伝わって来ていない状況だと思います。その状況をクラブがしっかりと認識してほしいです。

 

次も勝って連勝しましょう!

浦和レッズ VS 名古屋グランパス戦

2020/10/04 17:03 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第20節

浦和レッズ VS 名古屋グランパス

0 - 1

得点者:54分金崎

観客数:9357人

スタメン:西川、橋岡、トーマス、槙野、宇賀神、関根、長澤、エヴェルトン、

     マルティノス、杉本、興梠

サブ  :福島、山中、岩波、柏木、伊藤、武藤、レオナルド

 

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埼玉スタジアム


1点が遠い…

10月になり観客数の上限が18000人になりました。しかし、観衆は9000人台。これはコロナの影響なのかチームの状態が関与しているのか判断が難しいですがクラブはこの事実をしっかりと受け止める必要がありそうです。

そして、リーグ戦ホームで3連敗。ことごとくホームで勝てません。

前半は主導権を握りながらシュートチャンスまで持って行けてました。特に右サイドから上手くチャンスが作れていました。興梠選手のタメから攻撃が出来ていたので改めて能力の高さを覗えました。前半41分のシーンはPKだと思います。ああいった場面で笛を吹いて貰えないのも今のチーム状況を表しているように思えました。ただ、点が入らず後半になるにつれ少しずつ名古屋グランパスに流れが出来ていた中での失点。マテウス選手にスピードを乗らせてしまい、クロスから合わせられました。個の力で崩されてしまったのは残念ですがやはり先制点を取らなければいけない試合でした。

交代カードやポジションチェンジについてはあまり効果があったように見えませんでした。マルティノス選手を左サイドに置いても効果はなく、再び右サイドに戻った場面などは時間の無駄でした。終盤にロングボールを入れるなら、杉本選手がベンチに下がってしまったのは矛盾しているように思いました。

戦術、交代など含めて大槻監督の引き出しの少なさが存分に出てしまったのが残念です。

フロントが変わらなければこの状況を覆すことは難しいです。

勝つ試合を観たい。

 

浦和レッズ VS FC東京戦

2020/09/30 19:33 KICK OFF

明治安田生命J1リーグ第29節

浦和レッズ VS FC東京 

0 - 1

得点者:37分永井

観客数:5623人

スタメン:西川、橋岡、トーマス、槙野、宇賀神、長澤、柏木、柴戸、汰木、

     武藤、興梠

サブ  :鈴木(彩)、山中、岩波、エヴェルトン、マルティノス、杉本、レオナルド

 

退屈な試合…

今シーズンはこのようなゲームの展開が続くと覚悟しないといけなさそうな予感がします。

立ち上がりは柏木選手がスタメンに入ったことでパスが散らせて、攻撃もいつもよりスムーズにいっていたと思います。また2トップが武藤選手、興梠選手ということで動いてボールを受ける選手なので流れが作れていました。ただ、点が入らないでいるとクリアミスから失点。ほんとにもったいない失点でした。毎試合自分たちで試合を壊してしまっている印象があります。FC東京サイド側からしても褒められた出来ではなかったと思います。しかし、レッズはそれ以上に悪いゲーム展開になっています。

さらに後半に入ると当然ハーフタイムで相手は修正してくるわけですがしっかりと対策されて攻撃が上手くいかなくなりました。また、ビハインドにも関わらず選手交代が遅いのが気になりました。流れが良くないのであれば一気に選手交代するのも一つの手段だと思います。交代カードを切りはしましたがチームとしてどう攻撃するのかが曖昧で相手に脅威を与えられていませんでした。また、ボールを奪われた後の切り替えも遅かったです。試合全体を通して大変厳しい試合でした。これなら若手を使った方が今後に繋がるのではと思いました。

チームとして決断しなければこの暗いトンネルは抜け出せそうにありません。